なぜおじいちゃんは野球帽を被るのか

うん、まぁタイトルの通りなんだけどさ。おじいちゃんの野球帽着衣率ってすげー高くない?いや、と言うよりも野球帽着衣者のおじいちゃん率ってすげー高くない?つまり、おじいちゃんが野球帽よく被ってる、じゃなく野球帽を被ってる人見かけたら大抵おじいちゃんじゃない?っていう。
だって若者あんまり被らないでしょ。被ってる人もいるけど、それってファッションに帽子を取り入れようと、ってか帽子を含めた形の総合的なファッションを選択してる一部の志の高い、なんつーの「野球帽意識」の高い人たちじゃない。あ、あと三浦義良元社長とかもそうだと思うんだけど。
でもおじいちゃんたちそうじゃないよね。おじいちゃんたちは「野球帽を被ること」が主眼であって、志の高さとかいらないじゃん。だから「98年びわ湖マラソン」とか「JA茨城」とか書いてある野球帽被るんだよな。野球帽であれば何でもいいんだから。
あとこれまで野球帽と言えば子供が被ってるイメージだけど、最近の子供被ってなくない?野球やってる子は野球をプレーする前後では被ってるけど、お出かけする時は被らないケースが多いと思うんだよな。
となると、やはり今日本の野球帽業界を支えてるのはおじいちゃんたちなんだよ。メインコンシューマーおじいちゃんたちなんだよ。そう、まさにコンシューマーおじいちゃん♪コンシューマーおじいちゃん♪だよ。うん、ごめん。わざわざコンシューマーなんて言葉使ったのはこれが言いたかっただけ!コンシューマーおじいちゃん♪いぇーいいぇーいいぇーいぇーいぇー♪


あと「特に志なく野球帽を被ってる」って事から期待できる事の一つは、「おじいちゃん、何でそれ被ることになったの!」な組み合わせを楽しめるって事だよね。それはもはや「野球帽ならなんでもいい」からこそ生まれる偶然性をベースとした芸術。ファッション界のチャンスオペレーションやー。
以前うちのドラマーが病院の待合室で「FUTURE SOUND」って書いてある帽子を被ってるおじいちゃんをみかけて、そこにどんな音楽が奏でられてるんだろう、と思い浮かべてしまったという話をしてたけど、そういうのって素敵やん?



今最も熱いおじいちゃんの野球帽。見逃すな!!